260万点の資料を収蔵する全国でも有数の大学博物館。 2001年に開館して以来、常設展示と企画展を中心に、特別展なども行う。 本書は一般には非公開の地下収蔵室が舞台になっています。
京都大学総合博物館 HP
動植物から化石や鉱物まで、希少種から身近な生物まで、年数を経たものからごく最近のものまで。本書では、自然史に関わるたくさんの標本たちを紹介しています。そのすがたやかたちは、実にさまざま。「なぜこの姿で?」「なぜこんなにたくさん?」…標本を見て浮かぶさまざまな疑問を、標本たちの写真と丁寧な解説で紹介していきます。
標本にも表情がある? よく見るとそれぞれに表情が見えてくるような…。
愛でたい標本 標本の中には所有して愛でて楽しみたいものも。 鳥類や貝類の標本などはその筆頭
「アカネズミを捕援して根本をつくるまでのこと」 絵と言葉 伊藤存
収蔵室を出て、フィールドワークへ。アカネズミを捕獲して標本を作るまでを詳細レポート。標本出生の秘密が明らかに…!